道院からのお知らせ

2022年7月末 道院長から一言

合掌、大暑の候、皆様は猛暑、並びに新型コロナの感染急拡大にも負けずにご活躍のことと思います。

Withコロナの下、特段の規制が無くなった3年振りの夏到来です。可能であれば、感染防止に注意しつつ海山に出かけて気分転換を図り、気持ちの良い外気を浴びて、身心共にリフレッシュして、明日への活力を養いたいものですね。

さて、東京都大会が7月31日開催予定ですが、この環境の中で日々演武練習に励んでいる大学生がいて、私も「布施・奉仕」の精神で少し協力しています。

仏教で、「布施」は、物質的・精神的に自分が得たものを人に分け与える。ことであり、菩薩の実践行は「相手の幸せなくして自分の幸せは得られない」といいます。

私自身、大学生との練習では、与えることはあっても受け取ることはないと思っていましたが、数人の欠席者があり、限られた人数・時間の中、全力で取り組んでいる学生拳士の姿勢を見ると、私は逆にパワーを頂いていることに気付きました。そして、私自身が勉強させて頂いています。「感謝」!

学生拳士と道院拳士との比較は一概に出来ませんが、道院修練でも皆が楽しみ、共に充実感を得られる様に努めたいと思います。

結手(土屋)