道院からのお知らせ
2022年8月末 道院長から一言
合掌、処暑の候、まだまだ暑い日が続いていますが、皆様におかれましてはご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、私は3年振りに大学生の夏季合宿(新潟県・湯沢中里)に参加させて頂きました。
学生たちは、事前の体調管理とPCR検査陰性証明書の持参、及び合宿参加への同意書提出と、大学側から一定のコロナ対策を講じた条件付承認を満たす形での開催となりました。
今回中止となった場合、来年以降は学生が誰も合宿を経験したことがなく、過去の流れが途絶えてしまうところでしたが、幸いにも3年生以下の学生が今回初体験し、継続することが叶いました。
一言で「伝統」という言葉がありますが、維持することの難しさをこのコロナ禍で大いに実感致しました。老舗店の「不易流行」、最近では「SDGs」の言葉の通り、本質となるものは持続させ、且つ、時代に即して変えるべきところは変えて行くことも大切ですね。
「継続は力なり」と言います。何か続けているものはありますか、又、続けたいものはありますか?
私は、引続き、少林寺拳法の易筋行と開祖の教え・自己確立・自他共楽・調和の思想を確り学び、少しでも多くの方に広げて行きたいと思っています。
結手(土屋)