道院からのお知らせ
2020年10月末 道院長から一言
合掌、
金剛禅総本山少林寺の本尊でもある「達磨大師」は、いまからおよそ1500年前に、インドから中国河南省の嵩山少林寺に渡り、釈尊の正しい教えと、その行法(座禅行・易筋行=拳法)を伝えたという人物です。
「達磨祭」は、その祖師達磨大師の命日(10月5日)の前後に、達磨大師を礼拝し、その遺徳を偲んで法要を行うと共に、拳士一人ひとりがいっそう拳禅一如の修行に精進し、『達磨の子』として七転び八起き、不撓不屈の精神と本当の強さとやさしさを身につけることを互いに誓い合う行事です。
私達は、少林寺拳法の修練を通して、困難に立ち向かう勇気、挫けない強い意志を培い、どんな時も次に繋がる希望をもって前向き思考で行こう。そして、一人で悩まない、今こそ、友との絆が必要なときです。支え合い笑顔で共に歩もう。
結手(土屋)